♡SHONAN
一生、住みます
素の自分に戻れる場所
- 下田
- はじめまして、こんにちは。Feel SHONANナビゲーターの下田奈奈です。今日はよろしくお願いします。つるのさんは、藤沢親善観光大使をされているということで。
- つるのさん
- 今4年目ですね。させていただいていて。
- 下田
- 私も成人式のメッセージ動画だったり、街でポスターなどで、つるのさんをよく見かけています。
- つるのさん
- 僕もジョギングしていて、すごく恥ずかしいんですよ。自分のポスターと目が合うから。
- 下田
- つるのさんが身近な存在になっていたので、今日はお会いできてすごく嬉しいです。
- つるのさん
- いえいえ、その辺歩いていたらすぐに会えると思うので(笑)。犬の散歩していたり、子供と遊んでいたりしますよ。
- 下田
- そんなつるのさんにとって、湘南、藤沢の魅力ってどんなところですか?
- つるのさん
- 魅力は一言では言い表せないですよね。まず四季感というか季節毎に感じる風景、景色がいいです。美味しいものもたくさんありますし。都内からもすごく近い。そして海もありますけど、北の方に行くと雄大な大地も広がっています。いろんな楽しみ方ができる場所ですよね。僕、都内へ毎日通ってるんですよ車で。
- 下田
- どれぐらいで都内まで行けますか?
- つるのさん
- 大体1時間半ですね。帰りは戸塚の料金所で降りるんですけど、戸塚の料金所を降りた瞬間から空気が変わるわけですよパーっと。その瞬間にもう、僕の気持ちはスッポンポンですよ。
- 下田
- リラックスされて(笑)。
- つるのさん
- ようやくオフになったという。プライベートと仕事をする場所がしっかり別れているというかね。そういうのをすごく肌で感じられる場所ですね。
- 下田
- 住まれてから8年ぐらい経つということですが、お勧めのスポットだったり、レストランとかってあったりしますか?
- つるのさん
- これすごく申し訳ないんですけど、お勧めのスポット、自宅なんですよ(笑)。もう自宅の屋上から見渡す景色がすごく好きで。ごめんなさい紹介できなくて。
- 下田
- 海が見えるんですか?
- つるのさん
- 海は茅ヶ崎の方の烏帽子岩まで見えます。あと富士山、江ノ島のシーキャンドルも見えます。紹介できなくて申し訳ないんですけど、フェイスブックとかインスタグラムとかでマメに上げるようにしてます。
- 下田
- チェックさせていただきます。
- つるのさん
- あとは、鵠沼商店街のなかのお店。知り合いがたくさんお店をやっているので、そちらに飲みに行ったりします。こっちに住んでから都内で飲むことがなくなりました。パパ友とかママ友とかとご飯することが多くなって。仕事的にはどうなのかって話はあるんですけどね。やっぱりトーク番組とかで、芸能人の方と飲みに行ってないので話が盛り上がらないんですよ…。ネタが無くなっちゃって。それがちょっと問題ではあるんですけど、その分藤沢を皆さんにどんどんアピールしょうと。
- 下田
- 今、パパ友と話があったんですけど、つるのさんといえばイクメンとしても有名ですが、湘南での子育てはどうですか?
- つるのさん
- 僕が引っ越して来たとき、うちの娘が肺炎を起こしてしまいまして、救急車で運ばれたことがあったんですよ。僕は4人子供がいますから、なかなか手が離せなかったんですが、そんな時に全然頼んでもいないのに、近所の方々がお家に来てくださって。うちが見ていてあげるから病院行っといでって。頼んでもいないのに、そういうこと言ってくださるんですよ。今までは育児というと、何となく家庭の中だけでやるものだと思っていたんですけど、こうやって地域の方たちが育児に関わるなんてすごいことだなと思って。
サーフィンが仕事にも役に立つ
- つるのさん
- 僕は転勤が多かったんです。父親が銀行員だったので。北九州で産まれたんですけど、そのあと広島、大阪、東京、茨城と行ったんですよ。それで藤沢に引っ越して来た。だから、日本全国の良いところを見てきた。そんななかでも今住んでいる藤沢は、これまで自分が住んだ良いところが全部詰まってる。海もあって、大地もあって、地域の人たちもみんな温かくて、皆さんサーフィンという共通の楽しみがある。それで繋がっていく感じとか、やっぱり藤沢って最高だなと。もう一生住みます。
- 下田
- 今サーフィンとおっしゃってましたけど、つるのさんもサーフィンをやられるんですか?
- つるのさん
- サーフィンは5年前ですかね、始めたのが。それまでは釣りが好きでよくしてたんですけど、やっぱり周りの方がサーフィンされるし。でも、なかなかやるキッカケもなかったんです。それにこれ以上趣味を増やしたら時間がなくなると躊躇していたんです。それが育児休暇を取らせてもらったときに、始めてみようと思って海に入った。それが運のツキですね。もう次の日にサーフショップ行って、マイボードを作ってもらって。
- 下田
- 私もFeel SHONANのナビゲーターになってからマリンスポーツを結構やっていて、ウインドサーフィンとかSUPとかシーカヤックとかやったんですけど、実はまだサーフィンをやったことがなくて。サーフィンやってみたいなって思っています。
- つるのさん
- けど、やんない方がいいかも。ハマっちゃうから。留めといた方がいいですよ。
- 下田
- どれぐらいのペースでやられているんですか?
- つるのさん
- 波があれは朝、仕事行く前に乗って行ったりすることもあります。忙しいときはなかなか入れないですけど、でも週に2、3回は多いときは入ってますね。
- 下田
- ハマるんですね。
- つるのさん
- ハマります。間違いなくハマります。
- 下田
- 何がいいんですか?
- つるのさん
- 自然が元々好きなんですけど、波とかああいうものってなかなかゲームとかでは味わえない、計算できないものってあるじゃないですか。天気を読んだりとか、風を読んだり、季節の空気を読んだり、潮の満ち引きを読んでみたり。そういう普段の生活のなかで味わえない感覚をフルに使えるのが一番かな。でも仕事に役立つんですよ。芸能界も波なんですよ。あんまり自分の実力が付いてないうちからデカい波に乗ったりすると、巻かれてインサイドまで戻されて。沖まで出るのに体力も付いてないから出れないとか、そういうの芸能界と全く同じなんですよ。
- 下田
- 今、名言を聞いてしまいました。
- つるのさん
- そういうことを遊びのなかで学んでいると、仕事したくなるんですよ。東京で仕事してると、だんだん今度は湘南に帰って遊びたくなるんですよ。この遊びと仕事のループがいいバランスなんですよね。
- 下田
- 今聞いていて、どんどんサーフィンやりたくなりました。
海と夏以外の湘南を感じてほしい
- 下田
- つるのさんが、これから湘南でやってみたいことはありますか?
- つるのさん
- 野菜作りですね。もう今やっているんですけど。湘南というと皆さん海を想像されるんですよね。江ノ島とか藤沢だったらそういうイメージがあると思うんですけど。実は藤沢の北にはすごく雄大な大地が広がっていて、美味しい野菜がいっぱい作れるんですよ。
- 下田
- やられているんですか?
- つるのさん
- はい。湘南地区と北の部分と、別の地域性があるので、ここをなんとか融合させたいと思っていて、例えば海で取れる貝殻とか昆布とか藻とか、ああいうの何かに使えないかなと思って。それを肥料にして、それを土に返して野菜を作ったら、ちょうど湘南と北の地域融合になるでしょ。あ、これだと思って始めたんです。
- 下田
- その藻とかが栄養に?
- つるのさん
- そう。潮を抜いて、そのミネラルを土に返して、それで野菜作っているんです。
- 下田
- すごい素敵ですね。
- つるのさん
- 藤沢の駅前にあるコンシェルジュとかTサイトとか、ああいう所で売ったりしてたから、みんな買ってくれるんですよ。
- 下田
- ブランド名はもう考えているんですか?
- つるのさん
- いえまだ考えてないんです。でも一応、僕の畑「つる農園」って言われているんですけど、そこで出来た野菜ということで、ちょっといろいろ今後もやっていきたいなと思っているんですけど。
- 下田
- ますます楽しみにしています。最後にFeel SHONANをご覧の皆さんにメッセージをお願いしてもいいでしょうか?
- つるのさん
- 湘南地区というと三浦の方から湯河原の方まで、幅広い湘南地区になったんですよね。
- 下田
- そうなんです。神奈川県が今回決めたということで。
- つるのさん
- 知事が?
- 下田
- はい、知事が。
- つるのさん
- 今までどの辺までが湘南と言うのかなとフワッとしていて、それが三浦から湯河原までとハッキリしたんですね。日本でもこんなに富士山がしっかり見える景色はここしかないので、皆さんに体験していただきたいです。あとは湘南というと、暑いみたいなイメージがあると思うんですけど、実は夏以外の時期、秋冬春、ここの空気というのが僕は住んでいて絶品だと思うんですよ。ちょっと涼しくなってから、空気が澄んできてからの景色というのは、本当に素晴らしい。ぜひ皆さん、夏以外の季節に遊びに来ていただきたいなと思います。
- 下田
- 私もそう思います。
- つるのさん
- あとは街でその辺をフラフラ歩いていますので、会ったら気軽に声かけてください。
- 下田
- 私も声をかけさせていただきます。
- つるのさん
- ぜひお願いします。
あとは街でその辺をフラフラ歩いていますので、会ったら気軽に声かけてください。
- 下田
- つるのさん、今日はありがとうございました。
- つるのさん
- こちらこそありがとうございました。
- Vol.6
- つるの剛士
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