オススメ特集情報
SHONANエリアでは2月に養殖ワカメの最盛期を迎えます。
そこで今回の特集では、漁業文化の継承を活動目的とした
江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクト(EFP)が企画・主催している「海藻シンポジュウム ~ワカメの刈り取り体験編~」に体験取材させて頂きました!

江ノ島では12月に、ワカメの種をロープに装着し、ワカメ養殖棚が設置されます。 12月の「ワカメ種付け」、翌年2月の「ワカメ刈り取り」と、それぞれ体験イベントを実施。 ワカメの養殖・調理方法の他、海や海の生き物に関すること等々、体験や食育を通して海やワカメのことを楽しく学べるイベントです。 今回参加した刈り取り体験イベントでは、全6種類の体験メニューが実施されました。



日本中の海で活動している名物もばじー&わかじーによる、ミニ講義。ワカメが育つ仕組みや、CO2や地球温暖化 についてなど、写真やイラストを使って、分かりやすく教えてくれます。


EFP代表の北村さんから、ワカメの調理方法や保存・活用方法について教えてくれました。(北村さんは、江の島片瀬漁業協同組合の組合長で、漁師さんでもあります!)
※講義中には乾燥ワカメの試食も!


普段は触れる機会の少ないナマコ、ウニ、ヒトデなど海の生き物が揃ったプールに子供達は大喜び♪ ヌルヌルとした生き物など、最初は触ることに抵抗を感じていた子供たちも一度触れてしまえば安心。あっという間に慣れていた姿が印象的でした。




ワカメの養殖棚が設置されている江ノ島までミニクルージング!!
当日は天候も海上コンディションも良く、潮風にあたって爽快なクルージングが楽しめました。
普段はなかなか見る機会のない、江ノ島の裏側の風景は貴重な経験です。


クルージングから帰ってきたら、いよいよ養殖ワカメの刈り取り体験!
ずらっと並んだワカメの姿は圧巻です。
漁師さんから刈り取りのコツを教わり(根元から切るのがポイントだそう)、
みんなで一斉に刈り取りを行います。根元の茎は固いので、しっかりハサミを握って刈り取ります。

「江ノ島の海底清掃活動を行っているEFPの頼もしいパートナー 『三陸ボランティアダイバーズ』による、ダイビング方法や機材について説明がありました。実際に海に飛び込む姿も見せてくれましたよ!


全ての体験が終了したら、最後はお楽しみの食事タイム! 採れたてワカメのしゃぶしゃぶや味噌汁、ナムルの他、魚のフライ、しらすパスタ、ひじきご飯など、 採れたてワカメならではのコリコリとした食感や、海の幸の味を満喫しました。


江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクト(EFP)では、海藻シンポジュウムの他にも
「釣り教室」「藻場保全活動」「クリーンフェスティバル」「湘南の花火船上観賞クルージング」など、湘南ならではの漁業体験・食育活動など、各種体験を企画しています。
EFPの活動に参加した方は延べ5,000人を突破!
観光だけではない、江ノ島の漁村について今後も様々な体験イベントを実施予定とのことなので、
HPやFacebookなどチェックしてみてくださいね。
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