体験する
vol.13 燻製
お家でも簡単にできる燻製体験
もともとは保存食
こんにちは、下田奈奈です。今回は葉山の小高い丘にある燻製香房「スモークハウス葉山」で、燻製体験をしてきました!普段は様々な燻製メニューを、お店や日曜朝市葉山マーケットなどで販売をされているのですが、今回は特別に、店長の原さんに“家庭でも簡単につくれる燻製”をレクチャーしていただきました。食材を木材のチップで燻煙することで、保存性を高めると共に風味付けをすることができる燻製。保存食としてだけではなく近年は、お酒のおつまみなんかとしても愛されていますよね。ポカポカ陽気のなか、見晴らしのいいお庭にコンロをセッティングしてスタートです。
2つの中華鍋がポイント
食材は、「はんぺん、ししゃも、ベーコン」という面白いチョイス。それ以外に必要なものは、中華鍋2つとアルミホイルと金網、桜チップ、トングだけ!ポイントは、フライパンでなく中華鍋なこと。燻製はいかに空気が回るスペースを作れるかが重要なので、中華鍋の丸みのスペースが大切なんだとか。1つ目の中華鍋の底にアルミホイルを敷いて、その上に桜チップをセット。鍋の上に網を載せ、食材を並べ、その上にもう一つ中華鍋をフタのように被せて火をかけます。しばらくするとモクモク煙が上がってきました。煙からは、ほのかに甘い桜チップの香りが混ざっていて、お香を感じさせるようないい香り~♪煙が出たら弱火にして、じっくり燻煙していきます。
思わずお酒がほしくなる
待つこと15分…まずは、はんぺんが完成!フタを開けると、綺麗な黄色に。味は、外はしっかり噛み応えがあるのに中はふわっふわで、これまで味わったことがない食感。その後も30分でししゃも、45分でベーコンが完成!ししゃもは桜チップの風味と魚の苦味がマッチしていて、思わず日本酒を飲みたくなってしまいました。ベーコンは肉の旨みがしっかり閉じ込められていて、外はカリっと中はジューシー!こちらはビールが恋しくなる!(笑)どれも本当に美味しくて手が止まりませんでした。こんな風に簡単に燻製ができちゃうなんて驚きまですね。今回は外でやりましたが、換気扇を廻せばお家の中でも作れるとのこと!お酒のおつまみに、自宅でチャレンジしてみようかな♪